一通りやり終えた11-11です。
エンディングの回収ついでに実績の方もコンプ。
アクション要素はほぼ皆無で、よく出来たお話を
2人の主人公の視点を切り替えながら追体験する
ような体の1本でした。
派手さは無く抑えめな演出と、淡々と進むストー
リーにはどこかロシア映画的なものを想起させる
と感じ取りました。
そしてこのゲームにはウォレスとグルミットでお
馴染みのアードマンスタジオが関与している点も
個人的に注目したいところです。
作中でのあの独特の画面効果や動きを鑑みるに、
ああ、なるほどなと納得した次第です。
そして1番の驚きはこの抒情的な1本をバンナムが
リリースしたという点です。
内容を見る限りおそらくメインの販売エリアは海外
だったでしょうから日本での発売はオマケ程度のも
のだったのかもしれません。
しかし、そのおかげでこうして素敵な1本に巡り合え
たのだと考えると素直にバンナムさん有り難うと、
感謝の意を表せずにはいられません。
ただ、ゲーム中のコレクション関係の表示が場所に
よっては非常に見づらく見落としがちになる点は少々
いただけませんでしたが。
他アイテムと違いポインターも表示されないので尚更
なのかもしれませんので次回作があるなら改善を願い
たい点ですね。
それでは。