穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

Let Mom Sleep

今日は1日好い天気。
会社に着いてから、ああ、布団干してくればよかったなと
後悔する始末。



今日はゲームミュージックのこれを聴いています。
ドリキャスで発売された俺的キラータイトル、ジェット・セット・ラジオの
オリジナル・サウンドトラックです。



雑誌での紹介記事を目にしたその日から、発売日まで指折り数えて
待ち続けたソフトでもあります。
とにかく、その斬新な画像に度肝を抜かれました。
今でこそ当たり前なトゥーンレンダリングですが、このソフトが出た時には
まだまだ未知の存在、一体、如何程の物なのかと期待に胸を膨らませておりました。


そして目の前に姿を現したそれは、信じられないくらいハイレベルな代物でした。
ポリゴンの角張りを極力感じさせないように、且つ滑らかに動くそのキャラクター達を目にして
トゥーンレンダリングのその威力をまざまざと見せつけられたのでありました。
ドリキャスという高性能なハードの後ろ盾も関係しているのは言うまでもありませんが。


当時はそれこそ寝る間も惜しんでこのゲームに没頭していましたね。


さて、ハイセンスなグラフィックとアクションが売りのこのゲーム、曲の方も
テクノ、ファンク、ヒップホップ、ガレージなどなどと、文字通り何でもありのごった煮状態。
所謂、ミクスチャー系に分類されるんでしょうか?
あまり音楽にジャンル付けするのは好きじゃないんですけど、他に美味く表現できる
言葉が見つからないものでして。


アコースティックベースのトラックにスクラッチノイズやギターなどが合いの手代わりに小気味よく絡んだり、
終始徹底してデジタルビートのみで通したりと、アコースティックやデジタルな音の押し引きの
バランスが聴いていて実に心地よく且つ、面白いです。


今でも結構頻繁に再生するアルバムの一つですね。


そういえば、このアルバムには収録されていませんが、ゲームの方では
ギターベイダーというインディーズユニットの曲が2曲収録されていました。
残念ながら版権の関係なのでしょう、このアルバムには収録されていないのです。
ノイジーで荒いギター音がガレージバンド風でお気に入りだったんですけど。


そんな訳で、その2曲のオリジナルを聴いてみたい向きにはこのアルバムを。


リミックス集の体裁のミニアルバムですが、スーパーブラザーズ、マジカル・ガールの
オリジナル版2曲をちゃんと収録してありますので興味のある方はお試しを。



それでは。