穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

パペット・マン

大雪が止みません。
国道は連日ノロノロ運転による大渋滞。
いつもより1時間早く家を出ても遅刻する有様で。
うーん、今年はいったいどうしたんだ・・・



大雪の憂鬱さを吹き飛ばすために爽やかめの曲でもということで、
今日はこのアルバムを聴いてます。
フィフス・ディメンションの輝く星座です。



まずは、聴いてみて下さい。彼等の大ヒット曲、輝く星座〜レット・ザ・サンシャイン・インです。
流石にリズム等は少々古臭く感じるかもしれませんが、このコーラスハーモニーや
流れるようなメロディーの素晴らしいこと。
一転、曲中盤からの熱いソウルフルなヴォーカルも堪りません。
もともとはミュージカル「ヘアー」の中での曲ですが、それを観たメンバーが是非、自分達でも
輝く星座を歌いたいと申し出たところ、それだけではちょっと弱いだろうというプロデューサーの進言により
同じく劇中の曲であるゲット・ザ・サンシャイン・インとをメドレー調に繋げて1曲に纏めたものです。


最初はソウルを歌うグループとして活動していたようですが、あまりぱっとしなかったところに
プロデューサーはグループ名を今のものに変更させ、ポップス等も歌うグループへと路線変更したところ、これが大当たり。
黒人版ママス&パパスとして売っていこうとしていた模様です。


この曲の日本盤が発売されたのが69年の5月1日。
まさに、自分が生まれた生年月日と符号するところに何か因縁めいたものを感じます。


自分の遥か昔の記憶を辿ると、テレビのコマーシャルソングとして流れていたのを覚えています。
確かフジフィルムかコダックのCMソングだったような?
まだ小学校にもあがる前くらいだったかもしれません。
CMのその爽やかなイメージと相まって、幼少時の自分に強烈に印象付けた曲でもあるのです。


そしてこのアルバムには、あのクリームも演奏していたサンシャイン・オブ・ユア・ラヴも
収録されている点も密かに高ポイントです。


収録時間は決して長くありませんが、大変高密度で濃厚な曲の数々により、
聴いているとその短さを感じさせません。
当時、チェス・レコードに所属していたあのモーリス・ホワイトも彼らに大いに刺激され
後にアース・ウィンド&ファイアーを結成するヒントになったとのこと。


晴れた日のドライブ等にはぴったりなアルバムです。



それでは。