穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

甘い言葉 悪い仲間

今日はまた一段と冷え込むなーなんて考えていたら案の定、
妙高と火打の頂部も冠雪していました。
いよいよ来たか・・・



さて、今日はそんな寒さを吹き飛ばすような熱いアルバムを。
ビギニング・オブ・ジ・エンドが1971年にリリースした1st「Funky Nassau」です。
これも先のアトランティックのR&B名盤シリーズの内の1枚。



なんといってもアルバム冒頭の「Funky Nassau」これにつきます。
耳を捉える特徴的なブラスに絡む粘っこい強烈な後ノリのリズム。
そして、これまたファンキーな抜群のキレを誇るカッティングギターに被さるハモンドの音色。
ファンクにバハマの陽気な音楽の要素が溶け合った実に、実に個性的な
音楽をやっていますね。



こんな個性的でノリのいい曲をディスコブームの数年前に
既にプレイしていたと言うのだから、いやいや頭が下がります。
このなんとも穏やかな南国風な曲の雰囲気は、彼等がバハマ出身という事実も
少なからず関係していると思われます。



いやー、この「Funky Nassau」が収録されているというだけでこのアルバムには
値段以上の価値を見出すことができますね。
他の曲もただのファンクとは一線を画す不思議な手触りの曲ばかり。
聴き終えた後のこの不思議な浮遊感の理由も多分、そこにあるのでしょう。



冬を目前に、目を閉じて南国気分を味わいながら。



それでは。