穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

早死するのはスターの運命

仕事で山に行っていたら案の定、雨からあられに。
せめて、この現場が終わるまで、もうちょっと待って下さいよ。



さて、昨日の続きでカクタスの未発表ライヴ音源集
「Fully Unleashed: The Live Gigs」を聴いています。
今日はディスク2。



ニューヨーク州バッファローやマリソル・ポップ・フェスティヴァルでの
音源など色々収録されていますが、極め付けが3、4曲目の
ワイト島フェスでの音源である「No Need To Worry」と
「Parchman Farm」の2曲。
特に「Parchman Farm」の演奏に圧倒されてしまいました。



忙しないテンポで繰り出される野太い鳴りのアピスのドラミング、
負けじと唸りを上げるボガードとマッカーティーのベースとギター、
それらに飲み込まれることも無く、次々と表情を変えていく
デイのシャウト交じりのヴォーカル。
スタジオ盤からは想像もできないような緊張感に満ちた実に生々しい演奏。
こんな音源が初CD化だったと言うんだからイヤハヤなんとも恐ろしい。



ボガード&アピスのリズム隊は勿論、ギターもヴォーカルも
非常に高水準なパフォーマンスを繰り広げている2曲なのでした。
他のイベントでの音源も実に興味深いもの揃いですね。
こういう素晴らしい音源を時間をかけてじっくり聴き込める
ということに無上の喜びを感じてしまうのでした。



その手のうるさ型のリスナーをも黙らす怒涛の
アメリカン・ロック&ハードロック。
この手の愛好家の方には是非チェックしてみることを
強くお勧めするものです。




それでは。