お昼にと嫁さんが馴染みの店からラーメンを
お持ち帰りしてくれました。
長いことそこで食べてきましたが、持ち帰り
できるという事実を今の今まで知らなかった
という間抜けっぷりで。
贔屓の作家である東裏友希さんの新刊を一気
に2冊読みました。
魔もりびとの1、2巻です。
東裏さん作品を読むのはゴラクで連載してい
た「しいちゃん、あのね」以来となります。
人間の子供ではなく、その世界に暮らす魔物
の子供達をお世話するという、一風変わった
設定の下、繰り広げられるファンタジーもの。
ファンタジー作品ではお馴染みの魔物達に氏
特有のちょっと捻った設定を盛り込んで描か
れる魅力的な魔物達。
レンジャーとしてはほぼ、無力無能だった主
人公が失踪した父親の影を追い求めつつ、地
上へと帰還する為奮闘するお話。
とはいえ、話の流れ的には帰還せずに迷宮の
探索を続けざるを得ないようですが。
しいちゃんでは全開だったきわどい下ネタや
描写はほぼ、皆無となっておりますが、その
分、しっかりとしたキャラ描写とお話で構成
されており、続きが気になる1作となりました。
それでは。