年末年始用に手配した映画の1本、「めだまろん
ザ・レジデンツ・ムービー」を観ました。
メンバー全員が覆面、匿名で50年以上活動し続け
るバンド、レジデンツの真面目なドキュメンタリ
ー映画となっております。
レジデンツと聞いて思い浮かべるのは巨大な目玉に
シルクハットを被った4人組。
小学時に雑誌でその姿を目にし衝撃を受けましたが、
取り敢えずミュージシャンだということ以外は曲も
何も判りませんでしたから、その後、彼等の音源を
耳にしてそのあまりの前衛さ、デタラメ具合に仰天
した覚えがあります。
特盛のブラックユーモアはアルバムジャケ等から伺い
知ることができますが、その前衛芸術的なパフォーマ
ンスと、実験精神に富んだ楽曲の数々からけっして多
くはありませんがコアなファンが存在することで知ら
れています。
そんなバンドの生い立ちから現在までを、関係者の証
言やライヴ映像で丁寧に綴った資料的価値の高い一作
でもあります。
上記のような内容ですから若いファンの方への副読本
としてもきっと役に立つのではと考えます。
それでは。