ここ2、3日暖かくて雪はまだ暫く大丈夫かな?と思っていた矢先、
いきなりの土砂降りで、おまけに震えるような寒さ。
天気予報では山沿いに雪マークもチラホラ。
タイヤは何時、換えましょうかね。
先日、修理に出した基板が返ってきました。
けれども故障したと思っていたのは自分だけで、お店の方の話によると、
ディップスイッチを全部戻して立ち上げたら普通に起動したとか。
どうも自分のパナツインと相性が悪かったのか。
しかし、シグマ用のセガハーネスが手元に無かったので確認せず仕舞いだったのです。
おまけに変換ケーブルまで手配して貰い、感謝の言葉もございません。
自分の不勉強さで要らぬ恥をかいてしまいました。
お店の方、ご迷惑をお掛けしました。
それでは早速起動。
ものはサン電子開発、セガ販売の強力タッグにより生み出されたこれ。
タフターフ。
当時、掃いて捨てるほど存在した、これといった特徴の無いベルトスクロールアクションです。
また、そのグラフィックも89年当時でも珍しい、暗く、荒い、ざらついた質感のものでした。
89年といえばナムコのワルキューレの伝説とか出ていた年です。
そのあまりの差に、比べるのも気の毒になるほどでした。
そうですね、敢えて特徴を挙げるとすれば、主人公の貧弱な坊やっぷりでしょうか。
素手だとあっという間に取り囲まれてボコボコです。
それにこの手のゲームでは珍しい、ワイシャツ、ネクタイにスラックスと、
どこかのサラリーマンみたいな服装をしています。
道具を持って、やっと対等に渡り合えるかどうかといったところ。
あと道具を持ったデカブツのリーチは、優にこちらの1.5倍はありそうです。
こちらの攻撃が届かなくても、間合いの外から余裕でぶん殴ってきますので。
攻撃アイテムは鉄パイプと釘打ちバットの2種類。
バットの方が鉄パイプに比べて、ちょっと出が遅いような気がするのですが。
それにバットだと何故かヒット時の点数が鉄パイプの半分という。
久し振り+老化現象で、4面で終わってしまいました。
昔はワンコインで行けたんですけど。
ゲーム内容はこんなですけど、曲は総じて良曲揃いです。
特に歌うようなベースラインが素晴らしい。
昔から楽曲には並々ならぬ拘りを見せる、サン電子の面目躍如といったところでしょうか。
でも、サントラCDは出ませんでした。
内容も地味でしたし、何より爽快感に欠けますし。
それらは自ずと売り上げが証明したことでしょう。
セガの直営店以外ではあまり見た記憶がありませんしね。
自分が通っていた新宿西口のセガ・スポーツランド2階には、結構長く置かれていたので
マメに通って100円を投入したものです。
酷い時にはあの広い2階フロアでポツンと自分だけの時もあり、そんな中で黙々とプレイ
しているとこのゲームの境遇とラップしてしまい、妙な寂しさに支配されたものです。
当時を色々思い出しつつプレイできました。
以上、オッサンの戯言でした。
それでは。