穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

ヘヴィ・メタルの逆襲

9月ですがまだまだ夏日は続きます。
早く秋よ来てくれ、来てくれ・・・



今日はこれいきましょう。
数年前にユニバーサルからザ・フーの編集盤が
何枚か紙ジャケで復刻されましたがその内の一枚。
「MAGIC BUS THE WHO ON TOUR」です。



ザ・フーの編集盤といっても各国で色々存在しますが
これは当時アメリカで発売された1枚。
「A QUICK ONE」や「SELL OUT」からの何曲かにシングルAB面の曲の
いくつかを纏めたものです。
ON TOURとありますが別にライヴアルバムというわけではなく、
当時たまたまアメリカツアー中だったことに合わせただけだったとかで。



収録されている曲は特に意図したものは無いようでバラバラですが
逆にそのとっ散らかった感じが好印象。
初期ザ・フーの良質なポップスセンスが溢れる曲が多数収録されているのが嬉しいところ。
「Call Me Lightning」「Magic Bus」という自分の大好きな
必殺ソングが2曲も収録されているのも高ポイント。
そして最高のオナニーソングでもある「リリーのおもかげ」でアルバムが
幕を下ろすところも何とも言えず良いのです。



編集盤というだけで顔をしかめるマニアの方も中には居るのでしょうが
日本を含め各国でも結構な数の編集盤が出ていたそうです。
当時の新譜を待ちきれないリスナーのための苦肉の策だったとしても
結果的に各々違った色と楽しみを持ったこのようなアルバムが
産み落とされたのだと考えれば悪いものではなかったのかも。



そんなことを考えながら今夜もリピート再生を繰り返すのでした。



それでは。