穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

アルンハイムの泉

今までの天気とは一転、今日は昼から予報通りの大雨。
8号線の親不知では冠水の為、通行止めにまでなる有様。
何事でもそうですが極端過ぎるのは勘弁願いたいです。



ゲームジャンルの一つにガンシューティングがあります。
自分が好きなのは1発ずつチマチマ撃つタイプのものではなく
マシンガンで好きなだけぶち撒けられる手のものです。
夏に上京した際にも秋葉にて、セガのL.A.マシンガンズを我を忘れて
もくもくとプレイしていたぐらいですし。



そんなガンシューの中でもSNKのビーストバスターズは未だに脳内ランキングで
トップ3にランクインしているほど惚れこんでいる一作なのです。
そのビーストバスターズの続編が99年にひょっこりと世に出ました。
今日のお題は「ビーストバスターズ・セカンドナイトメア」のサントラです。



飛び散る血飛沫、容赦なく欠損していく四肢や頭など。
おまけに自分がやっていた店では血の色が赤の設定だったので益々ヒートアップ!
ゲームのマイナス面をチャラにする程の行き過ぎたゴア表現に自分などは歓喜しつつ
やり込んでおりましたが、世間での評判はいまいちだった模様。
また、このゲームの発売前にセガの名作、ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2が
デビューしてしまい結果、このゲームの存在自体が霞んでしまいました。



また開発元のADKの影響か、その容赦ない難易度は瞬く間に財布を空にする益荒男っぷり。
またその他の要素として、グラフィックがかなり荒く見づらい、敵の飛び道具が小さい上に
高速で飛来するので対処しづらいという点も挙げられます。
結果、これらの要素が合わさるとマネーパワーを以てしてもめげる程の
とんでもない難易度に。
実際、2面までは親切で大抵の人はクリアできると思います。
しかし、このゲームの本番は3面から。
今までが嘘だったかのように容赦なくその牙を剥いて襲い掛かってきます。



いやー、本当にチューニングで失敗した見本のような一作ですね。
本当、ハイパーネオジオ64って良作に恵まれないイメージというか。
いえ、それでもこのゲームは好きなんですけど。



さて、曲の方ですがこれも前作譲りであまりはっきりとしたメロディは主張せず
細かく刻まれる性急なリズムが曲の骨格となっています。
金属音等を多用した独特のテクノ風な楽曲です。
どちらかというと映画音楽に近い感じでしょうか?



そんなデジタルビート主体の曲の中でスタッフロールのみアシッドジャズな
落ち着いたムードの曲で良いアクセントになっています。



しかし、未だに思いますがどう考えてもあのエンディングは
バッドエンドだよなあと・・・



今夜も終わることの無い悪夢の中で。



それでは。