穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

野球野郎

僅かばかりの晴天も終わり、また荒れた天候の日々です。
鉛色の空、鈍色の海と、冬の日本海側の季候らしくなって参りました。



裏の畑で採れたのが好い色になってまいりました。



遊び疲れたのかはたまた昼寝をしなかった影響か、
8時を過ぎたらコトッと夢の中。
いつもこうだと楽なんだが。



今日はこれです。
英国の偉大なるB級バンド、BUDGIEが1980年にリリースした8th「POWER SUPPLY」です。
今年の10月になって漸くこのリマスター盤がリリースされました。
このシリーズの再発はてっきり途中で頓挫していたと思い込んでいただけに、
これは素直に嬉しいです。



オリジナルメンバーだったギタリストのトニー・ボージが抜けてしまいましたが
そんなにダメージも無かったようで折からのNWOBHMのブームに乗り、再浮上した彼等です。
デビュー時からの彼等のウリでもあった3ピースならではのシンプル且つヘヴィな
音ではなく、なんかもう普通のメタルバンドみたいな音になってます。
自分なんかはメタル好きなので特に偏見無くスッと入っていけましたが、昔からのBUDGIEを
応援してきたファンからしてみれば相当違和感のあった代物なのではないかと
容易に想像できます。
曲のクオリティは決して悪いわけではなく、寧ろ、光るところの多い佳曲が並びます。
その甲斐あってかこのアルバムも主にHM/HRリスナーから好意的に迎えられ
一定の評価を得たようです。
しかし、この盛り返しも僅かな間だけでその後、彼等は再び失速してしまうのですが・・・



このリマスター盤には「Crime Against The World」のシングルバージョンと、
81年のライヴから2曲が収録されています。
ライヴ音源の音質はまあ、それなりで。
あくまでボーナストラックということで。


そういえば、これの一つ前の「Impeckable」のリマスター盤もとうに
出ているはずなんですけど、どういう訳かアマゾンでも旧盤しか見かけません。
そんなにプレスしてるわけでもないでしょうし、ひょっとして売り切れとか?
こうなったらサイトの直販頼りですかねえ。



それでは。