穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

どっとはらい

ひとしきり降った雪も止み、今日は快晴。
降り積もった雪が朝日に映えて眩しい。



弟怪獣を保育園に送り届けた帰り道、こんな車が。
わさわさ揺れながら走っていて、なんとなく恐い。



さて、今日はこれを。
ライオットの4thアルバム「BORN IN AMERICA」です。
ヴォーカリストがレット・フォリスターに交代してから2枚目
のアルバムになります。
目を覆いたくなるような酷いジャケットデザインも特徴。



前任者であるガイ・スペランザやこの次のヴォーカリストである
トニー・ムーアは未だに高い人気を誇っていますが、どうしたわけか
このレットさんは不当に低く評価されるきらいがあります。
レンジはそんなに広くありませんが独特のビブラートがかかった
ブルージで味わい深いその声に、自分なんかは一発でやられた口なんですが。



曲の方もその歌唱を活かしたオーソドックスなハードロックで纏めてあります。
ただブルージーなだけでなく、彼等の持ち味でもある哀愁と疾走感を
ほどよく効かせた良曲ばかり。



アルバム、「NIGHT BREAKER」収録の「MAGIC MAKER」終盤にも哀愁タップリな
その特徴的リフが登場する2曲目の「You Burn In Me」
レットのシャウトと疾走感が堪らない7曲目の「Heavy Metal Macine」
突進力の高いリフで始まるリフが印象的な9曲目「Gunfighter」
こうして聴き直してみるとやっぱり良い曲揃っているアルバムです。



何故、ここまで不当な評価をされているのかと考えてみると
やはり、その強めのブルーズ色とレットのクセのあるヴォーカルが
原因なのかもしれないと考えてみたり。



聴かずに毛嫌いしていては勿体ない。
そんなアルバムの1枚だと思うのです。



それでは。