他県に比べてそんなに気温は高くなかったものの
纏わりつくような湿度は相変わらず。
RPGの毒沼の如く、じわりじわりと確実に体力を奪っていきます。
さて、今日はこれ。
コナミ・ゲームミュージック・コレクションVol.2です。
80年代末期から90年代初頭までの4タイトルを収録。
クォースのパズルゲームらしからぬ素晴らしい音色とメロディー。
のどかで愉快な曲が印象的なパズルゲーム、にゃんにゃんパニック。
ギャンギャン喧しいオケヒットと重く細かく刻まれるリズムが
なんとも勇ましいクライムファイターズ。
しかし、このサントラのウリはなんといっても縦シューティングのトライゴンでしょう。
自機の当たり判定はデカいわ1Pプレイだとタイトルのトライゴンを活かしきれないわと、
決して褒められた出来ではないのでしょうが、それでもこのBGMを耳にすれば
無性に熱い何かを掻き立てられてしまうのです。
矩形波倶楽部に在籍した松原氏の巧みな作曲術によりそれぞれフックがある
良曲満載となっています。
グラディウスIIのヒット後、暫くは大当たりしたヒット作を出す事がなかった
コナミですが、タイトル的には小粒でもその基板音源の新化と相まって
寧ろ、BGM全体のクオリティーは確実に向上したと考えます。
そして、なんといってもエンディング曲である「Nostalgic」を
ちゃんとした状態で聴けることが嬉しい。
ゲーム中ではエンディング中は常にスーパー戦闘機のジェット音が
鳴り響いていたのですから。
また、この曲の哀メロ度が非常に高いところも高ポイント。
グラIIやサンダークロス等のエンディングとか色々ありますが俺的には
コナミシューティングの中でも群を抜く哀愁度の高さだと思っているのです。
タイトル通り「Nostalgic」を聴いて涙腺を緩ませながら。
それでは。