のんびりと休日を満喫。
台風が来る前兆なのか見事なまでの秋晴れでした。
さて、今日はこれ。
ヘヴィロック、ハードロックが売りだったバッジーが81年に
発表した9th「NIGHT FLIGHT」です。
前作でNWOBHMの機運に乗り再浮上した彼等。
今作でも更にそのメタリックな路線を推し進めた方向性で
新しいファンに歓迎されたのかというと、そうでもないみたいなところが
バッジーたる所以。
ここで聴けるのは硬質でヘヴィメタリックな曲の数々。
それらはジョン・トーマスの速弾き等を加味したメタル然とした
ギタープレイによる影響も大きいのでしょう。
やはり、あのドロリとしたうねるような前期バッジーのヘヴィな音は
前任者のトニー・ボージのプレイが色濃く影響していたんだなあと
再確認した次第でして。
前述のような先入観が無ければアルバム自体は質の高いハードロック、
ヘヴィメタルの好盤と言えるのではないでしょうか。
ただ、以前のファンが求める音とかけ離れているというだけに
過ぎませんし。
素直な耳で捉えると良質な曲が多いアルバムだと気付かされます。
さて、今作でこのバッジー・リマスター・オリジナル盤を
ようやっとコンプリートできました。
ここまで足かけ5年、長いようで短かった。
そして、スタジオ盤8枚、ライヴ盤2枚を並べると・・・
彼等の3rdアルバムのジャケットになるんですね。
これの隙間を一つずつ埋めていく楽しさもありました。
復活後に順調に活動していたかに見えた彼等もヴォーカル兼
リーダーであるバーク・シェリーの2010年に行った動脈瘤摘出手術以後、
具体的な活動は確認できていません。
早く回復してまた元気に演奏を続けてほしいと祈るものです。
それでは。