穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

レンズ越しの恋

またまたお久しぶりなWOTです。
最近はHORIZON3にかかりっきりだったからしょがないといえば
しょうがないのですが・・・って、何と!日本の超重戦車である
オイ車がもう配信!?
早くても年明けだろうと勝手に高を括っていたら、まさかまさかの
スピード配信でした。



おお、確かに開発ラインにありますねえ。
PC版での人気を鑑みるにこっちでも乗る人多いんだろうなー。



早速、戦場へ出てみましたがどの戦場へ赴いてもオイ車。



オイ車。



オイ車といやはや、予想以上の過熱っぷりなようで。
こりゃ暫らくはオイ車フィーバーが続くんでしょうねえ。



先日、さいたまスーパーアリーナにて開催されたラウドパーク16で
3rdアルバム「FIRE DOWN UNDER」を完全再現したライオットですが、
意外なところできたなあというのが正直な感想。
他にも人気のアルバムはありますが敢えて3rdの曲で勝負というところに
彼等の気概の様なものを感じた次第です。



その「FIRE DOWN UNDER」も悪徳マネージメントの影響なのか長らく
CD化が待たれた1枚でしたが確か90年代後半だったと思います。
当時の関西の輸入盤屋に入荷したそれを、お高い価格を気にもかけず
取り寄せた覚えがあります。



それから暫く後、ビクターさんが件の3rdとついでに4thの2枚を
纏めて発売してくれたもんですから飛び上がって喜んだのでした。
どちらも国内初CD化との煽りがオビにありますね。
ガイ・スペランザをヴォーカルに擁した3rdは、攻撃的で伸びやかな
彼の声を活かした素晴らしい内容で絶賛されていました。
続く4thでヴォーカリストが交代となり、本日のお題でもある
レット・フォリスターさんの出番となります。



というわけで今日はその4thである「Restless Breed」がBGM。
82年に発表されたアルバムになります。



このレットさん、特徴的な声の持ち主な上に前任者と後任者に
比べると随分とレンジが狭いというなかなかクセの強い声の持ち主。
そんなわけで他のアルバムの曲はキーの違いで上手く歌いこなせず
そういった諸々が熱心なファンの不興を買い、関わったアルバム共々
今まで不当な扱いを受けてきたようなフシがあります。


ただ、俺なんかはブルージーな歌いまわしとその特徴的な声に
一発でやられてしまった口でして(アルバム「BORN IN AMERICA」)
判官贔屓と言われてしまえばそれまでですが、歴代ヴォーカリスト
中では今でも一番好きな声の持ち主なのです。
またこの4thアルバムも彼の声質に合わせたブルージーで落ち着いた
曲調の物が多く、世間で言われているほど悪いアルバムだとは決して
思えないのですね。



続く5thアルバムに比べればメタリックな曲は控えめな為、
どちらかといえばハードロックに寄せた仕上がりとなっています。
アルバム後半には彼等お得意の湿り気を帯びた欧州スタイルの
曲とはまた違い、随分と明るめな所謂アメリカンロックのような
曲もいくつかあるところを見るに、やっぱり彼等もアメリカ産の
バンドなんだなあと感じ入った次第です。
タイトルトラック「Restless Breed」は哀愁たっぷりなミドルテンポの
ナンバーですし、8曲目の「Show Down」などは物憂げなギターの
アルペジオが実に印象的なスローナンバー。
そんな中での一番は?と訊かれれば4曲目のアニマルズのカバー
「When I Was Young」を猛プッシュしたいのです。
オリジナルも勿論好きですがこのライオットのカバーバージョンは
ザッザカザッザカと疾走する特徴的なギターリフに乗せてくる
レットの抑え気味なヴォーカルが実に、実にマッチしていて、
「こういったカバーの仕方もあるのか!」と、初視聴時には
目から鱗がポロポロ状態だったことを今でもよく覚えています。



アルバムにはボーナストラックとしてライヴ音源が5曲収録されて
いますが最後に3rdから「SWARDS AND TEREQUILA」が歌われています。
しかし、これを聴くと原曲のキーが高めな為かレットさんも随分と
歌いづらそうで気の毒に感じてしまう1曲なのでした。
やはり、こういったものを耳にすると彼の声を活かすには中音域の
ブルージーな味わい深い曲が1番似合うのだなと再認識したのです。



そんな彼も麻薬絡みのトラブルでこの世を去ってから随分と
経ったことに気付きました・・・





















それでは。