気になった特集記事に惹かれたので入手してみました。
タイトルもズバリ「昭和40年男」
表紙からしてエポックの魚雷戦ゲームですから昭和40年代
生まれの俺としては買わないわけにはいきませんね。
昔のゲームといえばアナログな物が殆どでした。
色々と裏技があった野球盤を始め、ボーリングゲームなど
他にも多数ありました。
そして表紙にもあった魚雷戦ゲーム。
勿論、買ってなどもらえませんでしたから持っている友人宅へと
通いつめひたすら対戦で遊ばせてもらいました。
いやー、このゲーム、デザインを含めて大好きなんです。
そして70年代末期、ご家庭にとんでもない物が襲来するのです。
それは各家庭にあったテレビを使用したゲーム機。
通称テレビゲームです。
ブラウン管に映るキャラクターを自身の手で操作できる、
その衝撃たるや比肩する物が無い程でした。
それらとシンクロするように台頭してきたのが所謂LSIゲーム。
アナログゲームとの融合を図りながら進化し続け、遂には
こうして完全なLSIゲームとして市場を形成するにまで至りました。
こちらも持っている友人宅を転々としながら遊ばせてもらった
思い入れの深いマシンばかり。
トミーのパックマンなんて、進行方向にしかエサやモンスターを
食べることができないひねくれ仕様なのに、そのデザインだけで
全て許せてしまう意匠の巧みさ。
本当、キャラを操作するだけで唯々面白かったんだよなあ・・・
スレてしまった今からは考えられない現体験の成せる業でしょう。
これらゲーム機特集をはじめ、他にも当時のサブカルチャーに
ついて色々と触れられた興味深い1冊であり、楽しく読み進める
ことができました。
それでは。