1冊読みました。
第二次大戦後にソ連に統治された東日本が舞台の仮想戦後
活劇である国境のエミーリャ7巻です。
今作では「ヘリコプターの父」と呼ばれた実在の人物、
シコルスキーが作品中に登場した点がエポックでしょうか。
この巻でもサスペンスや人情話等々、丁寧に伏線を回収
しながらお話を進めていく手腕には見事と言うほかは
ありません。
確かにネタ数の関係からなのか多少強引で苦しい展開も
目にすることはありますが、そういった要素を左程気に
もさせずに読了させてしまうのは、やはり、その実力が
あってこそだと考えます。
またぞろ続きが気になってしまうのでした。
それでは。