年前に手配しておいた国境のエミーリャを
一気読みしました。
第二次大戦後に日本が米ソによって東西に
分割統治されてしまったという設定の下で
描かれる仮想戦後活劇。
主人公のエミーリャは、ソ連が統治する東
日本側にて西側への脱走を手助けする脱走
請負人と、食堂の給仕係という裏と表の顔
を持つ多感な19歳。
敗戦後、もしかしたら日本もこうなってい
たのかもしれないという、妙な説得力を持
つこのお話。
様々なエピソードを交えながらも作者であ
る池田氏が得意とする鉄道絡みのネタでは
独特の視点で描かれているのが興味深い点
でもあります。
劇中ではこんなネタも仕込まれていたりで
思わずニヤニヤ。
これも続きが気になる作品となりました。
読み終えたらデコのアヴェンジャーズをやり
たくなり、起動。
1面背景にてメンバー4人が描かれているビル
があるのですが、そこに描かれたアヴェンジ
ャーズ4人が実に男前に仕上がっており、製作
スタッフさんの愛情を感じずにはいられない
好い仕上がりなのでした。
それでは。