連休中日。
今年の休日はカレンダー通りなので仕事でした。
さて、今日はこれ。
N.W.O.B.H.M期に活躍した愛すべきB級バンド、タイガース・オブ・パンタンの
貴重なオフィシャル・ライヴ音源「Live at Nottingham Rock City」です。
81年の音源ですが20年後の2001年に国内リリースと相成りました。
デビューして間もない頃のジョン・サイクスが参加しているのがこのライヴ音源のウリ。
全盛期の安定感には遠く及びませんが、若さに任せた力強い溌剌としたプレイを聴くことができます。
彼等もまたN.W.O.B.H.M期のバンドらしく攻撃的で荒々しいリフが特徴ですが、そんな中、
「Take it」や「Gang land」などで聴かせるキャッチーなリフに暫し、心奪われたり。
終始、うわずり気味のジョナサン・デヴァリルのヴォーカルも聴き慣れると逆に愛おしくなってくるほどで。
また、そのマイナーくささ故かブレイクしきれなかったのは数多のN.W.O.B.H.M期のバンドと同様。
アイアンメイデンやデフ・レパードの域には遠く及びませんでした。
この後、シン・リジィ、ホワイト・スネイクに加入して大ブレイクするサイクスですが
このバンドで学んだことは、後の彼の音楽人生においても決してマイナスではなかったと考えます。
N.W.O.B.H.M期に煌めいた数多くの輝きの内の一つ、それがこの
タイガース・オブ・パンタンなのです。
それでは。