穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

抜け忍

講習の為、今日から仙台入り。
とはいえ、たった一泊なんですけどね。



夜は夜で飲み会。
もう要らんってくらいしこたま飲む。



さて、飲んだ帰りにこれを購入してきました。
スタックス/ヴォルト・レヴューと題して67年はパリで行われた
ブッカー・T.&MG's,とザ・マーキーズのジョイントライヴの音源
「BACK TO BACK」です。



冒頭のメンバー紹介が終わり大ヒット曲でもある「GREEN ONIONS」が
始まるまで物凄い歓声で沸き返ります。



暴力的なハモンド、ギター、ドラムがスタジオ盤とは比べ物に
ならないくらいのテンションで跳ねる、疾る、うねる、といった様は
とてもソウル、R&Bの範疇で語れるものではありません。
寧ろ、ハードロックとかあの辺の勢いに近い物を感じます。



途中、メンバーが交代しザ・マーキーズが3曲ほど披露しますが
こちらは教科書通りの丁寧なソウルありジャズありの演奏。
なまじMG's,の演奏が凄かっただけになんだかおとなし過ぎる様に感じました。



その後、再びMG's,のメンバー登場でゴキゲンなタテノリなロックを
披露してくれるサービス精神の旺盛さに、このバンドの一筋縄ではいかない
懐の深さを感じてみたのでした。



ジョイントライヴの体裁ですが、やはりMG's,の演奏が会場の空気を
支配しているような出来の1枚なのでした。
ソウルもR&Bもロックと共有する要素が多分にあるんだと
再確認できた次第です。



明日も仙台。



それでは。