穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

ダーク・ベイ

山の雪解けも思いの外早いようです。
例年ならこの時期はまだ真っ白なんですけど、既に山肌がそこここ
で見えていますね。



首が痛むので温泉に。
500円で好きなだけ利用できるとは市営様様ですね。



風呂上がりの牛乳は欠かせません。



はい、今日はこちら。
キングクリムゾンの蔵出し音源シリーズから71年のプリマス
ギルドホールでの公演を収録した2枚組ライヴ音源。



非常に短命に終わり、且つ、未だに色々と言われるアイランズ期の
編成でのライヴです。
ライヴを行う事自体が69年以来、しかもアイランズ期メンバーの
演奏とういうだけでその内容に興味を惹かれます。
不慣れなボズに合わせたのか全体的なテンポはゆったりめ。
また、アイランズに収録される曲の極々初期バージョンが演奏
されているため、アルバム版との違いを発見できるのも興味深い
点でしょう。
アイランズ期のライヴといえば真っ先にあがるのが、あの悪名高い
アースバウンドですが、本作の録音状態はそれと比べてもかなり
ましな部類でしょう。
しかし、こうして聴いてみるとやはりフリップと他3人とでは
資質的に明らかに違う点も目につきます。
緻密に構築した複雑なプレイを重視するフリップと、ブルーズを
根っこに持つノリ重視の3人とでは根本的にかみ合うものが
少なかったのでしょう。
そういった点からも先に挙げたように非常に短命に終わった
本ラインナップなのでした。
けれどもボズのヴォーカルは充分上手いですし、他のメンバーも
アドリブ等を含め上々。
となると、やはり、このラインナップは最初から無理があったと
いうことになりますね、残念ですけれど。



そんなことをモヤモヤと思案しつつ、聴き入るライヴなのでした。
















それでは。