朝晩涼しくて非常に過ごし易い。
いつもこうだったらいいのにと思うことしきり。
先日のブルー・オイスター・カルトからの流れで
今日は彼等のライヴ盤を。
78年発表の「Some Enchanted Evening(暗黒の狂宴)」レガシーエディションです。
1曲目の「R.U. Ready 2 Rock」での黄色い歓声とノリノリなメンバーの演奏で
会場の熱気もまるごとスピーカー越しに感じ取れるのではと錯覚するほどでした。
代表曲やヒット曲は先のライヴアルバム「On Your Feet Or On Your Knees」に
収録されてしまったので選曲には少々不満が残りますが、この演奏を聴けば
そんな些細な不満など何処かへと吹っ飛んでしまいます。
あの「GODZILLA」も収録されていますし、パワフルなアレンジが光る
ステッペン・ウルフの大ヒット曲「Born To Be Wild」のカバーが出色の出来。
野獣の如く野太い咆哮をあげるヴォーカルのなんと逞しいこと!
ヒット曲は少ないですが彼等の裏ベストのような感じで楽しめました。
そしてこのアルバムのキモ、78年のメリーランド公演を収めたDVDです。
選曲は中期アルバム以降の曲が多いですね。
映像や音質は並以下かもしれませんが、この魂込めた演奏の数々を
目にすることができるだけでもこのアルバムを購入する意義があるというもの。
まさか、あの「5 Guitars」の映像をこの目で確認できるとは・・・
ハードロックのギターは斯くあるべしと深く耳に刻みつけました。
思わず握り拳でヒートアップ間違いなしの充実した1枚です。
それでは。