休暇初日。
気持ちの良い快晴。
怪獣共が家に居ると色々と厄介なので子守りがてら
鎧夢の映画を観に行く。
映画ついでに今日はこれを。
あのピンク・フラミンゴを世に送り出したジョン・ウォーターズが
監督したブラックコメディ「シリアル・ママ」です。
アメリカのどこにでもありそうな普通の家庭。
主人公のビバリーを演じるのは、あの往年の美人女優キャスリーン・ターナー。
他人のちょっとした悪い行いも見逃せない狂気の連続殺人主婦を
怪演しています。
もう、普段は笑顔を絶やさず礼儀正しくと主婦の鏡のような彼女ですが
一変、狙いをつけたターゲットには容赦しません。
もう、汚い言葉をガンガン吐いて追い詰めます。
何しろちょっとでも癇に障ったら後先考えずに即、実行。
当然、警察などからも疑われますが決して殺人を止めません。
いつしか彼女はマスコミから英雄扱いされるようになり、そして結末は・・・
あの、キャスリーン・ターナーが悪趣味映画で有名な「あの」
ジョン・ウォーターズの映画に出ると当時聞いたときは随分驚いた
ものですが、どこか吹っ切れたその演技を見て妙に納得した覚えがあります。
そしてなにより驚いたのがこの映画が実話を基にしたお話だったと
いうことなのです・・・
年の瀬に背中に冷たいものを感じながら。
それでは。