穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

地底への挑戦

日中の暑さが夜まで続き、夜中になってもまるでフェーン現象のような
不快な南風に悩まされ。
また、ぶり返してきたのかな?



帰宅後はたまたまサバイバーとかを聴きつつ、ネット巡回を
していたところ、そのサバイバーの後期ヴォーカリストである
ジミ・ジェイミソンが心臓発作で亡くなったとのニュースが・・・
なんてこった、これが虫の知らせというものなんだろうか・・・



そんな訳で今日は彼の名を冠した1枚。
99年発表のジミ・ジェイミソンズ・サバイバー「EMPIRES」です。
当時、メロディアス・ハードロックのアルバムを積極的にリリースしていた
エイベックスのベアナックル・レーベルから。



サバイバーとありますが実質ジミのソロアルバムの体裁。
作曲などに過去メンバーのクレジットもありますが、結局、
たった一人でのサバイバーの再出発。
とはいえ、世間的にはこのアルバム、やはりジミのソロアルバムとしか
認識されていないのが実情で。



さて、曲の方はというと冒頭からの数曲が当時のグランジ風の
香りを漂わせるヘヴィなリフが目立つ曲が多く感じますが、
そんな中でしっかりと哀メロを主張してくるところはこの手の
バンドの面目躍如。
バラードナンバーになると流石の手腕を見せ、彼等の名曲
「The Search Is Over」を彷彿とさせる箇所も見受けられたりと
「ああ、やっぱりこの人が歌うバラードは絶品なんだなあ」と
再確認させてくれました。
12曲目に「BURNING HEART」のライヴ版を収録して往年のファンに
目くばせするサービス精神も心憎いです。



また1つ、代え難い歌声がこの世から消えました。
透明感溢れ、それでいてパワフルだった氏の声が頭の中で
リフレインンしています。



あまり多くは語りません。
どうぞ安らかに・・・






それでは。