今日は1日いい天気。
なのに一歩も外へ出ずにひたすら書類整理とか。
帰宅したらモツ煮が仕上がっていました。
モツがトロトロで得も言われぬ美味さ。
やることやったらひとまず戦車、今日もWOTを起動。
しかし、駆逐の消化が思うように進まず負けが増えるばかり。
アメリカ駆逐を一通り消化したところで今日はおしまい。
はい、今日のBGMはこれ。
イギリス出身のイット・バイツが86年に発表した1st
「THE BIG LAD IN WINDMILL(ヒーローをさがせ!)」です。
ヴォーカル兼ギタリストの中心人物、フランシス・ダナリーが
率いる4人組。
メンバーそれぞれ演奏は達者な上にルックスもいいもんだから
ここ日本でも当時は結構な人気を獲得していました。
曲の方は基本は軽快でキャッチーなポップスやロックンロール。
丁度、エイジア辺りを更にポップな方向に押し進めたような感じで。
ただ、その根底には紛うことなきプログレの血が脈々と
流れているのを感じさせます。
プログレ風ですがダラダラと冗長にならずにコンパクトに
まとめ上げている所にも彼等の非凡さを感じさせますし
フランシスのギターもツボを心得たプレイで聴き手をグイグイと
引き込んでいく上に、難易度高そうなレガートなんかも
バチっと決めてくれたりして、実に爽快。
ヴォーカルやってるのにこんだけギターが上手いってのも
なんだかズルイよなあなんて。
複雑な変拍子フレーズを弾きながら普通に歌っているなんて、
この男何者だ?と、FMでの初視聴時、当時高校生だった自分は
驚愕した覚えがあります。
1曲目「I Got You Eating Out Of My Hand」のダイナミックな
オープニングに耳を奪われすっかり彼等に惚れこんだ自分ですが、
実はこの2年後ぐらいにまた別の曲で驚くことになろうとは、その時は
夢にも思いませんでした。
その曲の名は「KEEP RUNNING」、88年にデータイースト社より
発売された怪作、チェルノブのBGMの1曲なのでした。
もう、曲の出だしがまんま「I Got You Eating Out Of My Hand」の
フレーズで、初めてゲーセンで耳にした際にはひっくり返りそうに
なったものです。
デコのコンポーザー、MAROさんもこっち方面は色々とお好きな方の
ようでしたし、確信犯で入れたんだろうなあとか思ってみたりで。
当時の色々を回想しつつ、アルバムを楽しめたのでした。
それでは。