穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

サボテン地獄の赤い花

今日から仕事始め。
新しい気持ちで今年も1年頑張りますか。



客先への挨拶を終えた後、ちょいと休憩しようかと近所の自販機を
訪れた際にちょっと変わった自販機を発見。
上越在住の夢喰いメリーの作者さんが手がけたキャラをあしらった
自販機に遭遇しました。
しょっちゅう来ている割には全く気付きませんでしたけど、
何時頃設置したんだろ?



はい、最近はジミー・スミス漬けだったので、ここらで一発
抒情メタルでも聴きますか。
そんな訳で今日はこれ、バンドリーダーであるマーク・リアリが
鬼籍に入ったのが2012年。
そんな状況の中、バンドの存続だけでも驚きでしたが、まさか
こうして新譜まで発売されるとは・・・
そんなリーダー不在のライオットが2014年に発表した15th
「UNLEASH THE FIRE」です。



クッソダサいトレードマークであるアザラシ男のジャケットは、
もう、ライオットのアルバムなんだからしょうがないとゆうことで
無理矢理自分に納得させる。
マーク不在の中、果たしてどんな音で勝負してくるのかと不安でしたが
アルバムを聴いてみてそれは杞憂だと判りました。
ミドルテンポの曲が多くテクニック的にも決して目立ったことを
しているわけではありませんが、そのメロディーの良さが耳を捉えます。



また2曲目の「METAL WARRIOR」ですが、アルバム「THUNDERSTEEL」に
収録されていた「Johnny's Back」に非常に雰囲気が似た1曲でもあり
往時のマークのプレイを重ねてみたりしてしまいます。



そして新ヴォーカリストであるトッド・マイケル・ホールですが
この彼が全盛期のトニー・ムーアもかくやとゆうぐらいの
張りのある超絶ハイトーンヴォイスの持ち主で、個々の楽曲の
完成度に何らひけを取らない素晴らしい声の持ち主。
メロウな曲でも穏やかでマイルドなその歌声を駆使してしっとりと
歌い上げるなど、決して一本調子にならないなかなかの器用さで。



アルバムには「THUNDERSTEEL」譲りのスピードナンバーもありますが
寧ろこのアルバムの肝はミドルテンポの哀愁ハードロック曲に
あると考えます。
しっとりヴォーカルと相まってじっくり聴かせる抒情的な曲の
数々は、少々ワンパターン化の傾向がある彼等のアルバムの中で
良いアクセントとして機能しているように感じました。



哀メロメタルとハードロックで胸を焦がす夜なのでした。







それでは。