穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

復讐の鎧

各地で30℃超えの夏日を記録した1日。
こちらも30℃超えとまではいかないものの、ムシムシと不快な
湿気が纏わりつくまことに過ごし辛い1日でありました。



そんな暑かった1日の影響なのか夕飯はヒンヤリしたサラダうどん。
ごっつぉさんでした。



寝る前にひとゲームと起ち上げた箱〇のWOT。
2、3回プレイしたところでイギリスのエクセルシオールさんが
やっとこさ満タンになりました。



2個目のスキルは教官かな。



はい、今日のBGMはこれ。
先日、クリサリス時代の旧譜が一気に廉価再発された
ジェントル・ジャイアントですが、今日は彼等の
ヴァーティゴ時代のこれを。
70年発表の1st、タイトルも同じく「GENTLE GIANT」です。



デビュー時からしてこの完成度というのが信じ難いくらいですから
リアルタイムで聴かれた方々はさぞ、衝撃を受けたことでしょう。
そして、グルグルマークでお馴染みのこのヴァーティゴという
レーベルも実験的要素に富んだバンドを多く輩出した
レーベルとしても有名ですね。
中世音楽を軸に据えつつも実験精神に富み、他ジャンルの音楽を
貪欲に取り込み且つ、昇華させるその手腕。
何よりその演奏の達者ぶりに舌を巻きます。
この後に出る傑作アルバム群に比べればまだまだ荒削りで
ストレートな半面、加工前の宝石のような輝きを放つピュアな彼等の
音楽を楽しむことができます。



ジャズやらR&Bにクラシックからロックまで、いやあ、よくこれだけの
要素をブチ込んで破綻させずに曲として完成させられるものですね。
とてもプログレという範疇のみに留めておけるようなバンドでは
ありませんねえ。
しかもこれだけ複雑なことをやっているだけあり難解なイメージを
持ってしまいますが、それ以上にポップさ、曲の親しみ易さを
忘れない所に彼等の非凡さが伺えます。



聴いていて摩訶不思議な音の空間が頭の中でグルグル回り出したら
しめたもの。
彼等の放つ底無しの魅力の片鱗に触れ始めたサインなのかもしれません。








それでは。