穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

薔薇のアンブレラ

全国的にググッと気温が下がった1日。
まずまずの天候で仕事もはかどりました。



今日はずっとこれを聴いています。
「NMKアーケードサウンド・デジタルコレクション Vol.1」です。

後期NMKシューティングである「オペレーション・ラグナロク」と、
「ガンネイル」の2タイトルを収録した2枚組カップリングアルバム。



ラグナロクの方は以前、サントラが出たので今回は割愛。
目的は勿論、2枚目に収録されたガンネイル。
死と隣り合わせの狂った得点システムにより一部に熱狂的なファンを
生み出した点は、いつものNMKゲーらしいエピソード。
俺なんかは少しでも長く遊びたかったので、自らシールドを削る
ような行為はせず、ぬるーく遊んでいましたが。



そして、メインコンポーザーは俺の敬愛するHIDE-KAZ氏。
わざとテンポを外すような変拍子と、PSGやFM音源に拘った
その独特な音作り。
また、この頃の氏の特徴である強烈なチョッパーベースと
口ずさむことを拒むかのような複雑なリズム構成。
嫌でも耳をひくコロコロとよく転がる表情豊かなPSG音。
タスクフォース・ハリアーから続く氏の拘りと特徴がこれでもかと
凝縮された曲の数々。
執拗に繰り返す反復リズムとメロディーはミニマルテクノにも
通ずるものがあると感じます。
曲名も「STAGE1」「BOSS1」等々、素っ気ない程にシンプルなのは
単なる手抜きなのか思う所あってのものなのかと暫し考察に耽る。



人によっては単調に感じるかもしれませんが注意深く聴いていると
同じ曲をベースにしながらもちょこっとアレンジを変えてきたり
するので実に侮れないのです。
また、それを確認しろとでも言うかの如くメインステージの曲は
7〜8分台と収録時間の長いものばかり。



今回のアルバムもじっくりと聴き込みを要するなかなかな
アルバムとお見受けしました。





















それでは。