穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

時間を止めた男

ハードだった今週の仕事もなんとか終わり。
暑いとはいえ、好天に恵まれたのが大きかったです。



今日はこれを。
当時、怒や怒号層圏で満足していた自分を急激にSNKシンパへと変貌させた1枚。
「ゲームサウンドSNK」です。



一般的な評価ですとアルバムの目玉はサイコソルジャーとなるのでしょうが、
そこはへそ曲がりな自分のこと、ズバリ、目玉は航空騎兵物語と
タッチダウンフィーバーの2タイトルに在ると断言させてもらいます。



銃を持ってはいてもいつも心には、
両親が、恋人が、そして故郷があった。
それでも男達は黙って戦ってきた。
(航空騎兵物語アドバタイズデモより)



男達の明日を乗せ、今日も航空騎兵は空を駆ける。
ゲーム内容を反映させた軍歌調の勇ましく且つ、哀愁漂うメロディーがポイント。
悲壮感漂う主人公の境遇と曲とのシンクロ具合がハンパないです。
ゲームの方はクソムズのシューティングですが、それを補ってなお余りある
魅力溢れる曲なのでした。



お次、このアルバム内での最重要タイトル、タッチダウンフィーバーです。
ループレバーでプレイするアメフトゲーという変わり種。
スポーツゲームの曲とは思えない程の哀愁度高めなメロディーライン。
本当、昭和歌謡かと勘違いするぐらいにツボを突きまくる曲ばかり。
また、よく歌うベースラインとパワフルなドラムが影の主役。
小刻みにテンポよく繰り出されるそのリズムはより一層、
メロディーラインを引きたてるのです。
サイコソルジャーの唄もいいですが歌心に溢れたこのベースラインにも
もっと注目して欲しいと願う次第で。



これ聴いていると川越の薄暗いゲーセンの片隅で必死こいてボタン連打していた
当時を思い出してしまい、暫し苦笑い。



購入してから20年は経過しましたが、今でもSNKのアルバムの中では
一番CDプレイヤーに乗る頻度が高いアルバムなのです。
いやー、多分この2タイトルだけの収録でも買っていたでしょうね。



それでは。