箱のストアでたまに眺めているこの画面。
実はこれが売り上げのランキング画面だ
ったとは、今の今まで知らなかったとい
う間抜けぶり。
1枚聴きました。
過去にチョコチョコと聴いてはいたインギー
先生のアルバムですが、そういえばキング
レコードに権利が移ってからのアルバムは
聴いていないことに気付き、丁度廉価再発
されたこれを聴いてみました。
2019年リリースの「BLUE LIGHTNING」です。
このアルバムの為に書き下ろされたブルー
ズナンバーと、インギーが影響を受けたブル
ーズロックのカバーを収録した企画盤。
カバー曲もパープルの「SMOKE ON THE WA
TER」などの定番曲をはじめ、ヘンドリックス
の「PURPLE HAZE」。
意外なところではストーンズの「PAINT IT BL
ACK」や、ビートルズの「WHIEL MY GUITAR
GENTLY WEEPS」のカバーが収録されていた
ことに少々驚き。
いつもの速弾きをチョイチョイ盛り込みつつ、
しかし、あまりハメを外さず且つ、モダンな
アレンジで手堅く纏めていますね。
専任のヴォーカリストを採用せず自ら歌う
インギー先生の歌唱はどんなもんだろうと
聴いてみたら、あの野太い声が数々のクラ
シックナンバーにも結構馴染むということ
が判りました。
以前にもカバーアルバムは存在しましたが、
今作はよりブルーズロックに寄せた内容と
なっておりますので、氏が影響を受けたと
いう曲の数々を聴きながら原曲の方も聴い
てみたりするとまた違った発見もあり、楽
しめるのではないかと思われます。
それでは。
