穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

魔神ゴーラの反乱

一気に冬の足音が近づいてきたこの頃。
新蕎麦も出回り始めているようです。
好きな方には堪らないんでしょうね。



DiRT4ではレースの他に、自身でチームを運営していくことも
できますが、これがなかなか難しく。
スタッフの信頼ややる気を得るには、設備への投資は必須です。



クラシックラリー用に1台購入。
往年の名車であるランチア・フルヴィアHFです。
溜め息が出そうになる流麗なボディラインが艶めかしい。



はい、今日も映画を1本。
死刑台のエレベーター」「地下鉄のザジ」などの監督として
知られるルイ・マルが、フランスからアメリカへと渡る直前に
リリースされた映画「ブラックムーン」です。



冒頭で「この映画は理屈の通じない別世界の話です。」と、
監督から断りがあるとおり、終始一貫して不条理な世界を描く
ことに徹しています。
何時、そして何処なのか?
男と女がお互いに争う世界に迷い込んだ主人公。
そこからお話は始まります。



映像は常時、肌寒さや湿り気、土の匂いを等を感じさせる印象。
主人公が辿り着いた館の中でお話?は進みます。
そして謎の老婆役であるテレーズ・ギーズの怪演がこの映画の
ウリの1つでもあります。



館の中は探索する程、訳がわからなくなり観ているこちらも
更に混乱していきます。
けれどもこの映画にはストーリー性等を求めてはいけない
のでしょうね。
冒頭の監督の断りにもあったことですし、これはルイ・マル
見ている夢を、ほんの少し覗き見させてもらっているような
感じで瞬間瞬間の映像を楽しむのが正しいスタイルなのかも
しれませんね。



世紀の駄作か、はたまた比肩する映画は他に無いような
芸術作品なのか?
観る人によって評価は全く違うと容易に想像できるほど、
この映画には話の筋など存在せず感覚的であり、且つ、各シーン
毎のイメージを堪能できるかどうかが評価の分かれ目になる
のではないでしょうか?
まさに、観る人によって評価がどうとでもなる映画。



俺なんかは酒を飲みつつ、「あー、何遍見ても理解不能
変な映画だなー」てな感じで楽しんでいますが、映画の楽しみ方
なんて人それぞれなので、それで問題は無いと思っています。

















それでは。