穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

人を食う毒花

紅葉もすっかり落ち着いて北アルプスの山々もそれぞれ雪化粧。
またあの厳しい冬がやって来ます。



色付いた木々の葉も殆ど散り、こちらも冬支度を進めているようで。



WOTはネームレスをやり込み、遂にカリサに10個目のスキルを
修得させることができました。



はい、今日はこれを。
イギリス出身、ヘヴィ/ハードロックバンドのストラップスが
76年に発表した1st「STRAPPS」です。



世間での評価は次作である「SECRET DAMAGE」が、ハードロックの
名盤的扱いを受けている所為なのか、この1stは人気もそれほど
ではなく、リスナーの好き嫌いが明確に出るであろう特異な内容。
また、ロス・スタッグの巻き舌ヴォーカルがクセの強さに拍車を
かけている上に、グラムロックからの強い影響も伺える妖しく
エゲツない歌詞の内容も敬遠された理由の1つなのではないかと
考えてみたりで。
ベースはロックンロールですが、ハードロックでもありパンク
でもあり、はたまたニューウェイヴ的でもありと、なかなか
捉えどころが難しい内容。



まずは、ファンキーなリズムにのって繰り出す1曲目、
タイトルもズバリな「SCHOOL GIRL FUNK」
彼等の曲で一番有名なのがこの曲なんでしょうか?
メタリックな音を出すギターにこの独特なノリは繰り返し
聴いているとクセになりますねー。
シンプルな演奏なのにドラムやベースのリズム隊がしっかり
しているからなのでしょう、安心して視聴できます。



しかし、これだけ多彩な要素をぶち込んでいるのにもかかわらず
破綻せずに纏め上げられているのは、プロデユースにあの
ロジャー・グローヴァーが名を連ねてることも影響している
のではないでしょうか。



ロックというものがギラギラしていた70年代。
そんな中、多くのジャンルの要素を携え世に出たこのアルバム。
各ジャンルが一気に拡散していったこの時代だからこそ
生み出された、ある意味必然的な1枚だったのかもしれませんね。















それでは。