銀河入手後も地道に豆集めに精を出す艦これです。
球磨の水雷道場に預けていた戦艦ワナビー清霜が改レベルへと到達
したので、早速改造。
電探2つにソナーを1つ持ち込んでくれました。
改修用資材として有用な物ばかりで実に有り難いです。
今日も引き続きバド・パウエルを聴いております。
1953年のワシントンD.C.訪問時に収録されたライヴ盤がこちら。
「INNER FIRES」です。
以前、何処かで見かけた覚えがあるのですが、認知症を患ったある
芸術家が描いた自画像が、時間の経過とともにどんどん人としての
形を留められずに人からかけ離れていく一連の連作を見た中に、確か
このジャケットの状態に似た少々グロテスクなものが1枚含まれて
いたように記憶しています。
そういった理由により、このジャケットにも精神状態が不安定だった
晩年のパウエルの姿を重ねてしまうのは、少々穿った俺の勘ぐりなの
かもしれませんが。
インナーの解説によると、どうやら蔵出し音源らしく未発表ライヴ盤
という体際になっていますね。
演奏を聴くに、当日のパウエルさんはいつもと違い体調も良好だった
ようで、豪華メンバー達に支えられたことも影響してなのかエネルギ
ッシュな熱演を繰り広げているのが演奏の端々から伺えます。
日によって精神や演奏にムラがあっただけに、こういう風にピタリと
ハマった時には手の付けようが無い程、調子もうなぎ上りで溜め息
ものの名演を連発していたのでしょうね。
そう考えると41歳という若さで早逝したことについて、余りにも
惜しいという月並みな言葉しか思いつかない我がボキャブラリーの
貧困さを呪うのでありました。
それでは。