ここ最近、エアボーンの存在を思い出し久し振りに1st
から聴き直していたのですが、今の今まで5thアルバム
が出ていたことに気付きませんでした。
しかも2019年には既に出ていたという・・・
ここ最近のこの手に対するアンテナの錆びつきっぷりと
きたら目も当てられませんね、本当。
そんな5thアルバム「BONESHAKER」ですが、より一層
同郷の偉大な先達であるAC/DC化が進んだようで、これ
がもう笑っちゃうくらいの寄せっぷりなのです。
しかし、憧れからくる単なる物真似では終わらせずに
キチンと取り込み、咀嚼した後に再構築してから吐き出
された彼等流の痛快爆走ロックンロールの数々。
音の方も余計な贅肉を削ぎ落し、よりシンプルなプロダ
クションで勝負していますが、これがまた各曲と相まっ
て想像以上に好い塩梅なのがまたまた。
作りなれど、今作でも微妙な変化を混ぜつつ着実に進歩
しているようです。
そんな印象をアルバムから感じ取った次第です。
それでは。