これを読みました。
ゲンキダウンさんとこのガルパンはアンツィオ本。
「パンツァー・フォーエヴァー」です。
ハイライトの無い真っ黒な瞳、版画のような絵柄などから、
滝平二郎氏の切り絵などを想起させるこの方もまた、大変特徴の
ある個性的な絵を描かれる方なのです。
内容はペパロニをはじめとしたアンツィオメンバーを交えた
これは百合モノに分類されるんでしょうか?
十代の頃にありがちな好意の更に先にある、お互いの性別をも軽く
踏み越えてしまいそうなあの脆さや危うさのようなもの。
そういった一種独特な心情をジンワリと感じさせるのでした。
はい、今日はこれ。
先日のエントリに続きスウェーデンのメロディアス・ハードロック
ユニット、ウェットが2013年に発表した3年ぶりとなる2ndアルバム
「RISE UP」です。
てっきり単発で終わるかと思っていたこのユニットですが、意外と
言えば失礼かもしれませんがブランク3年でこうして2ndアルバムを
届けてくれました。
前作もなかなかの内容でしたが、今作はそれ以上に曲の質が高く
かなりの高水準なアルバムであることは一聴して判りました。
今作でもギターやドラムはエクリプスのメンバー達が務め、
また曲作りではエリック・モーテンセン以外のメンバー達が、
より深く関与するようになりました。
ダークな雰囲気の導入から一転、胸のすくような爽快コーラスで
こちらのテンションも一気にトップギアまで入ってしまう1曲目
「Walk Away」で好スタート。
北欧バンドらしい曲の湿度や抒情性は僅かに後退した代わりに、
アメリカン・ハードロックの様な豪快さ、快活さが前に出てきて
いますが、どの曲も印象的なフック備えており、前作よりもう
一段階高いレベルへと達しています。
また、今回、日本盤ボーナストラックとして収録されている
13曲目の「Victorious」
これが実に日本人好みな正統派のメロディアスな北欧メタル。
もう、よくぞ日本盤に収録してくれましたとでも言いたくなる
ような実にイカス1曲なのでした。
先日の1stに続き、この2ndも当たりな1枚なのでした。
それでは。