穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

アザラシ顔したニクい奴

今日はですね、ライオットの2nd、
NARITA(79)のリマスター盤です。
ツイン・リードによって奏でられる哀愁を帯びたメロディーが、
その荒々しい音色と相まって唯一無二の、(所謂ライオット節というのでしょうか)
個性となっています。
また、アルバム5曲目には成田闘争からインスパイアされたというそのものズバリな
NARITAが収録されています。
しかし、自分の中でのハイライトは最終曲、Road Racinですね。
荒っぽいレスポールの音で始まるこのナンバーは、その疾走感、メロディーといい、
アルバム最後を飾るに相応しい曲ではないでしょうか。
この頃のヴォーカルはガイ・スペランザですね。
鼻にかかった独特のハイトーン・ヴォイスで何ともいえぬ味があります。
2代目ヴォーカルのレット・フォリスターも好きなんですが、2人とも既に鬼籍に入って
しまっているのが残念でなりません。
世間一般では、ライオットといえば3代目のトニー・ムーアなんでしょうけれど。
この野暮ったいアートワークと合わせて愛すべき一枚です。
興味がおありでしたら是非。