穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

白塗り好き好き

今日はデンマークのバンド、
マーシフル・フェイトのデビューアルバム、Melissaでも。
80年にコペンハーゲンにて、ヴォーカルのキング・ダイアモンドとギターの
ハンク・シャーマンの2人が中心となって結成されました。

ロディアスだがどこかちょっと引っかかる、そんな不思議なメロディーと
(捻くれているがレイジあたりとも違う)摩訶不思議なキングのヴォーカルが
合わさって唯一無二ともいえる彼等の個性になっています。
また、ヴォーカルであるキングの、ジーン・シモンズ譲りの奇抜な白塗りメイクは
後のブラックメタル等のバンド達に多大な影響を及ぼしている筈です。

けれども嫌いな人にいわせると、このキングのヴォーカルこそが嫌悪する原因だと
いいますね。
普通声とファルセットを使い分け、曲中の登場人物を演じ分けながら歌うスタイル
なんですが、そのファルセットがどうにも我慢できない、生理的に受け付けないとまで
言う方もおられるようです。
うーん、個人的にはデス声よりは遥かに聴きやすいと思うのですが・・・。

6曲目のSatan's Fallが、激しいリズムチェンジを繰り返しながら徐々に盛り上がっていく
好曲でなかなか聴き応えがあります。
世間では続く2ndの、Don't Break The Oathが名盤ということになっていますが、
荒削りながらも溢れるアイデアとメロディーを沢山詰め込んだこの1stも、決して
2ndに引けを取らないと思うのです。

かなり好き嫌いが分かれるバンド及びヴォーカルです。