穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

苦界浄土

今日はお仕事。
昨日の下見で雪が酷かったので急遽、現場を変更。
とは言っても今日の所も似たようなもんですが。



信玄・謙信両地蔵が見守る中、塩の道を歩く。



菅沼分校跡。
ここもじきに深い雪に閉ざされる。



そして、今日はNHK-FMで1日メタル三昧が放送されていたのですが
ごらんの通り仕事で殆ど聴けませんでした。
なので、酒飲みながら「勝手に一人でメタル三昧」に興じていた次第で。
そんな流れから今日はこれ。
フィンランド出身のメロディック・メタルバンド、トワイライトニングの
2003年発表のメジャーデビュー盤「DELIRIUM VEIL」です。
ミキシングは元ストラトヴァリウスの大ティモさん。



北欧らしいキーボードを絡めながら土台はメロディアスな
ジャーマンメタル型という体裁。
北欧と聞いて連想する大仰なシンセは皆無に等しく、骨太な
ギターとリズムに色を添える程度。
それでも主張するところは主張していますが。



まず、なんといっても日本人が大好きな疾走タイプの
スピードチューンが多く収録されているのがポイント。
ああ、もう好きな人にはこれだけで堪らないんじゃないでしょうか。
かくいう自分もその内の1人なんですけどね。
1曲目の「GONE TO THE WALL」からスピード全開!
新人とは思えない様な安定した演奏に、暫し唸ります。



どの曲も必ずどこかにフックがあり、いい意味でこちらの
期待を裏切ってくれるのがまたニクイところです。
そしてタイトルトラックでもある4曲目の「DELIRIUM VEIN」
もう、出だしのイントロからの畳みかけで小さくガッツポーズを
とってしまうほど、こちらのツボにジャストフィットな曲なのでした。
いや、どの曲もこの手のバンドにありがちな曲の平坦さや
中だるみがほぼ、皆無で、目まぐるしく展開しながらも
耳を捉えて離さないキャッチーなメロディーとアレンジ等が
新人離れしていて当時、驚いた覚えがあります。



休日出勤の憂さをメロディアスなメタルを聴きつつ過ごす夜なのでした。




それでは。