穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

当時の想いに勝るものなど

喉の痛みは治まってきましたが、今度は鼻水がエライことに。
変わり目の風邪はしつこいですね。



いきなり最近のゲームなんぞプレイさせたら、ショックで目が潰れるかもしれないと危惧して、
普段、長男にはマークIIIのソフトをやらせてます。
ものには順序というものがあるので、箱○ゲームは週一くらいの頻度で、
マークIIIを卒業したら次はメガドライブですかね。
先日DSの代わりにゲームギア渡したら泣きましたけど。



セットアップ終了。
機器の数が増えると、RGBの繋ぎ換えやらなんやらで大変煩わしい。



本体はマスターシステムなので、カートリッジを挿さずにスイッチオン!
流れ出すスペースハリアーのメインテーマを暫く楽しむ。
セガ人の通過儀礼みたいなものですから、お気になさらず。



今日は全マークIIIソフトの中で、おそらく一番プレイしたと思われるソフト、
阿修羅でもやりますか。



ゲリラ戦士の阿修羅(2P側は弟分の毘沙門)を操作して全6ラウンドを戦い抜きます。(同時プレイ可能)
2連射までできるM-60と、矢の先に爆薬を装填してあるボンバーアロー(映画、ランボー2でおなじみ)で
並み居る敵軍に立ち向かいます。
ちょっと面白い点として、主人公は8方向移動ですが、攻撃方向は左右を含めた前方5方向になっています。
つまり、後ろ3方向には攻撃できないわけですが、家庭用は横画面なので操作していも特に気にはなりません。
FC版の怒が8方向攻撃可能でしたが、上手く纏めきれずにヘロヘロな移植だったことを考慮すると
思い切った上手いアレンジだと感心しました。


画面は任意でスクロールし、面の最後にはゲートがあるので、そこで一定数の敵兵を倒すとゲートが光り出します。
それを破壊し通過すれば見事クリアで次の面へ。



このゲーム、面クリする毎に1UPするんですね。
ゲーム中でもフル装備で?アイテムを取ると1UPと、頻繁に残機が増えます。
しかし、それは裏を返せばそれだけ死に易いということ。
事実、場所が悪いと復活しても直ぐやられの繰り返しであっという間に
残機が底をつくこともありますしね。



移動ははっきり言って、かなり遅いので、敵の出現位置を覚え、出現と同時に
倒していかないとすぐ追い詰められてしまいます。
しかも画面上に出せる自身の弾は2発まで。
必然的に狙って撃たないとすぐ弾切れでやられてしまいます。



5面に行ったらジャングルからいきなり市街地戦に。
敵も射程の長いライフル警官、高速で突っ込んでくる白バイと、こちらは孤軍奮闘で
頑張っているのに手加減する気は微塵も無いようです。



面クリア毎にスコア関係が表示されますが、その際の画面がアジアンテイストに溢れていて
シンプルながら見応えがあります。





最終面、ボンバーアローでしか倒せない火炎放射兵だけでなく、高速弾を放つ
ロケットランチャー兵まで登場する。
おまけに人面岩は接近すると無限に弾を吐き続ける。



最終ゲート。
はっきり言って、死んで当たり前みたいな攻撃しかしてこないので、ここまで何人
残機を持ち越せたかで勝負が決まる。
高速速射弾、画面前方や横から無限に飛来する手榴弾、アイダみたいな巨大顔面や
その脇からの低速弾と、考え付く限りのありとあらゆる手段でこちらを狙ってくる。



残念ながら残機が底をつき、ゲームオーバー。
これは悔しい、でも、コンティニューはしない。
というか、やり方を知らない。



高校時代はずっとこればかりプレイしていました。
社会人になってからもまだプレイし続けていたところを見ると、
当時の自分は相当入れ込んでいたようです。
それというのも、FCの怒の移植ががっかりな出来だったことの反動もあって尚更だったようです。
当時にしては色数も豊富で、かなり綺麗な部類だと思います。
SNKの怒、若しくは映画ランボー2を意識したゲーム内容とデザイン。
実際、海外版では許諾を受けキャラクターを変えて、ランボーとして発売されたそうです。


これをプレイする度に、純粋にゲームに打ち込んでいた当時の自分を思い出し、
懐かしさと多少の気恥ずかしさを感じずにはいられないのです。


それでは。