日中の気温も10℃以下と、なんだか冬に逆戻りしたような気候。
まだまだドカジャンが手放せないような感じです。
今日はちょっと毛色の変わった音楽でも聴きましょう。
ボサ・ノヴァ歌手の大御所、アストラッド・ジルベルトの
ゴールデン・ジャパニーズ・アルバムです。
それまで所属していたヴァーヴレーベルでの最後となったアルバム。
当時、日本文化に大変興味を持っていた彼女のたっての希望で実現した
変り種のアルバム。
彼女が歌ってきたボサ・ノヴァの名曲の数々を、なんと、彼女自身が
日本語でカヴァーしたという代物。
ストリート・サンバ、イパネマの娘、いそしぎ等々、彼女の舌足らずで
けだるい日本語ヴォーカルで歌われるこれらの名曲を聴いていると、
なんだか首の辺りがむず痒いような妙な感覚に支配されますね。
日本語が拙いのはご愛嬌という事で。
就寝時に聴いていると、そのけだるいムードにしてやられてあっという間に
夢の中です。
ゆるりと時間を過ごしたい時などに最適なアルバムだと思います。
それでは。