穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

ダライ・ラマとの再会

この2〜3日の暑さときたら。
先日、梅雨明けした影響もあるのかもしれませんが、
こう暑いとやりきれません。
土日が休みでよかった。



昼に夜にと、連日ビールを飲んでいます。
俺が悪いんじゃないよ。
あの太陽の所為さ!
と、強がって自分のだらしなさを棚に上げてみる。



今日はドシッと重心の低いアルバムでも。
アシュ・ラ・テンペルやアモン・デュールと並び、ジャーマンロックを語る際には
避けて通れないバンド、GURUGURUの1st、UFOです。



今やドラムスのマニ・ノイマイヤーのソロプロジェクトの体裁ですが、
初期の頃は三人の個性がせめぎ合う間違いなくバンドの音でした。
やたらとオカズを入れる手数の多いドラムス、這い回るようなベース、
一歩間違えばノイズと変わらないような音も紡ぎだす引きずるようなギター、
たまにヴォーカルがあってもメロディーをなぞる訳でもなく、酔っ払いの
戯言みたいだったり掛け声みたいだったりと、敢えて定石に待ったをかけるような
その曲と演奏スタイルに終始、翻弄されっ放しです。



暗く陰鬱な曲と反復するメロディー、ミニマルテクノの文脈でも語られることの
多いバンドですが、ああいった機械的な冷たさは無く、あくまで人間がその肉体から
繰り出す血の通った音楽であると認識しています。
飄々としていて敢えて主流を外しつつ、たまに見せる人を食ったようなユーモア。
一筋縄ではいかないバンドですね。



余談ですが、このOhrレーベルの耳マークが個人的に大のお気に入りです。



それでは。