穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

崩れ落ちる前に

今日、社員の一人が熱中症で回収された。
気を付けていてもなってしまうんじゃ、どう対処すればいいのやら。
体調管理には気を付けよう。



今日はこんな夏場のジメジメをぶっ飛ばす爽快ガンシュー
ビーストバスターズのサントラでも。



ネオジオ前夜の1989年、そのゲームは世に放たれた。
折しも世間ではタイトーが発売したガンシューティング、オペレーション・ウルフ、
オペレーション・サンダーボルトが大ヒット。
今でこそ当たり前になったこのガンシューティングというジャンルですが
当時はまだ数えるほどしか存在しませんでした。
そんな中、SNKが放ったのは同系統のミリタリーガンシュー、メカナイズド・アタック。
体裁こそタイトーのそれらと一緒だったものの、何しろその難易度がハンパではなかった。
ザコですら数発撃ち込まないと破壊できないというタフネス仕様。
(まあ、敵が全てサイボーグという設定でしたので、理にかなっていると
いえばそうなんですが)
案の定、そのスパルタンな難易度が仇となり、早々にロケから姿を消しました。



そして、間を開けずに同1989年、それはロケに姿を現しました。
今度の敵は夥しい数のゾンビども。
撃てども撃てどもその進撃は止むことは無く、活路は一つ、ただ、撃ちまくるのみ。
絶望に支配される前に・・・


相手は生ける屍。
3人同時プレイも可能なイカす筐体でそいつはデビューした。
ヤツの名は、ビースト・バスターズ!


BGMはリズム主体でメロディー控え目。
ゲームの雰囲気によくマッチした暗くドロドロとした曲調です。
特に硬質なスネアとシンバルの音が白眉。
何も考えずに撃ちまくりスカッとするのが正しいプレイスタイル。
道中は比較的ゆっくりなテンポの曲ですが、ボス戦になると一転、
テンポアップして捲し立てるような曲調に。
上手くメリハリがつけてありますね。


幸運にも当時ショーで遊ぶことができましたが、その時のSNKブースは
このゲーム一色、SNKがこのゲームにかける意気込みが伝わってくるようでした。
前作で不評だった敵の硬さも適正なものになり全体的に難易度も見直されていました。
その甲斐あってショーでは大人気、続く市場でも発売するなり結構なヒットだったと
記憶しております。


今でも見かけるとつい、コインいっこいれてしまいます。
やるなら是非、3P同時で。



それでは。