湿度は高いが風が涼しかった今日1日。
そういえば暦の上ではもう秋なんですね。
今日はこれを。
同名のブラックムービーのサントラ、
CURTIS MAYFIELDの「SUPER FLY」です。
コカインの売人を主人公としたブラックムービーの傑作。
その劇中を彩る音楽は、メイフィールドが奏でるこれまた極上の曲の数々。
ファルセット・ヴォイスで囁くように歌うメイフィールド。
粘っこいワウが強めのギター、シャキッとしたパーカッション等々。
歌と演奏が素晴らしいのは勿論ですが、映画の内容を色濃く反映した各曲の
歌詞を知るとより深く曲が楽しめるかと。
一番手っ取り早いのはこの映画を観てもらうこと。
コカインの売人である主人公が愛する者の為、やがて組織を抜けて
真っ当に暮らそうという心境の変化や機微がきめ細やかに歌われています。
勿論、内容を知らなくてもハイセンスな素晴らしいサントラとして
楽しめることは言うまでもありませんが。
思い出しては引っ張り出して聴いてしまうアルバムです。
これはボーナストラック11曲を追加した紙ジャケ版ですが
安価なプラケース版の25周年記念盤もあるので興味がありましたら是非。
それでは。
