穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

悪魔大いに笑う

今日は休みなので掃除したり部屋の片付けをしたり。
怪獣のお迎えや夕飯準備の手伝いでなにやら仕事しているより
忙しく感じてしまう始末で。



さて、例のアトランティックR&B名盤シリーズの第二段の何枚かが届きました。
今日はその中からこれを。
BOOKER T.& THE MG'sの1967年の5th「HIP HUG-HER」です。



今回も全曲インストなので肩肘張らずに気軽に楽しめるのが嬉しいです。
そして1曲目のタイトルトラックでもある「HIP HUG-HER」
初っ端から曲に覆い被さるブッカーTの分厚いハモンドの壁。
ねっとりと絡みつくようなブルージーで骨太なズ太いギターの音色。
勿論、リズム隊もバンドの屋台骨を支えるべく、どっしりと重い
グルーヴを叩き出しています。



先の「GREEN ONIONS」に次ぐ彼等の大ヒットとなったこの曲ですが、
ヒップホップ系アーティストのサンプリングの元ネタ曲としても
大変重宝されてきた1曲でもあるそうです。
なるほど、今の耳で聴いてみても何ら古さを感じさせない
それだけの説得力に満ちたインスト曲ですね。



そして特筆モノなのがこのアルバムジャケット。
泥臭い物が多いソウルやR&B系のジャケットと比べても明らかに異質。
何も言われなければ欧州のアーティストのジャケットと勘違いしても
仕方のないことだと思われます。
それだけこのジャケット洗練されているという証なんでしょうけど。



こんな素晴らしいアルバムが今まで国内未発売だったとは・・・
いやー、これも寝る時には欠かせない1枚になりそうです。



それでは。