勢い込んでアメリカ戦車の高ティアでプレイしてみたものの、
結果はあまり芳しくなくて。
特にT34とT30が酷いですね。
まだまだ精進が足りないようです。
最近はハードロックからは少し離れ、ブラックミュージックを
聴いております。
とはいえ、今まではコモドアーズやマーヴィン・ゲイなどの
どメジャーなものばかり聴いてきたものですから、ここらで
もう少し裾野を広げてみようかと色々掘り下げて聴いている
真っ最中なのですが。
という訳で今日はこれを。
ニューオリンズ・ファンクの雄、ミーターズの69年に発表された
記念すべきデビュー盤「Meters First」です。
全曲インストで綴られたこのアルバム。
ドラムのリズムを主体としたおそらく意図的にそうしたであろう
隙間の多い音作りがなされた曲が多いです。
特徴的な掛け声で始まる1曲目「CISSY STRUT」は、その後の
ヒップホップ等でさんざんサンプリングされたDJ関係者御用達な
サンプリングネタの教科書的一曲でもあり、他のアーティストに
も多くカバーされた有名曲。
先に挙げたように意図的に作られた音の隙間に、上手い具合に
リズムがはまり込み、この上なくシンプルな曲なのにグイグイと
こちらを攻め立ててくる油断のならない一曲です。
キレのいいドラムが軸となり粘っこいベースやハモンドが絡み合う
この独特なゆるいグルーヴは、視聴を繰り返す度にジンワリと
浸透してきて実にいい塩梅。
まだ、この1stの頃はファンクとフュージョンの中間的な印象を
受けますが、後のアルバムでヴォーカルパートが増えてくると
よりファンクな方面へと接近していくのでした。
冬の夜にまったりファンク。
それでは。