今日は市内一斉の津波を想定した避難訓練。
指示された通りてきぱきこなして午前も終了でした。
さて、今日はこれ。
西海岸ジャズの名アレンジャー、マーティ・ペイチが手掛けたド定番中の定番。
通称、踊り子盤と呼ばれる「The Broadway Bit」です。
スコット・ラファロ、アート・ペッパーをはじめとする
当時の西海岸ジャズシーンの人気プレイヤー達で録音された1枚です。
そしてこのマーティさん、あのTOTOの中心人物でもあるデヴィッド・ペイチの
お父さんでもあったりします。
ジャズにも東海岸流と西海岸流があるようで、黒人の起用が多い
東海岸流に比べ西海岸流は白人を多く起用し、且つ編成の規模が
大きい作品が目立ちます。
また、その土地柄故かカラッとして非常にセンスのいいアレンジの
曲が多いように感じます。
西と東ではそれぞれの季候、バックボーンにある文化等々、
違いがあるので当然曲にもそういったものが反映されているのでしょう。
スタンダード・ナンバーやミュージカル曲がめじろ押しなこのアルバム。
マーティ氏が好んで起用したアート・ペッパーのソロに胸を熱くしてみたり
25歳の若さでこの世を去ったスコット・ラファロの力強いベースプレイに
思わず耳を奪われてしまったりと、気が付けば演奏が終わってた
なんてこともしばしば。
非常に手の込んだアレンジで且つ、大変聴き易いアルバムです。
それでは。