今日もいい天気。
日中の気温も徐々に下がり秋らしさを増してきました。
秋になると音楽を聴く時間が増えます。
秋という季節がそうさせるのかは判りませんが、普段より聴く時間が増えるのは確かです。
そんなわけで、今日はこれ。
バレンタイン等に在籍したヴォーカリスト、ヒューゴの97年に発表されたソロ。
タイトルも同じく「HUGO」です。
このヒューゴさん、声質がスティーヴ・ペリーのハスキーさを少し薄めて
クリーンにしたような感じでそのままジャーニーとかで歌ってても
全然違和感の無いレベル。
3曲目の「WALK AWAY」なんか、ジャーニーの新曲と言って聴かせても
信じちゃう人が居るんじゃないかと思うぐらいそれっぽいです。
いやー、確かにこれはスティーヴ・クローンと言われても仕方ないほどソックリだ。
何か、顔までスティーヴ・ペリーと似たような感じに見えます。
寧ろ、高音部に関してはスティーヴよりクリーンで声の伸びも良いようですし。
いや、この人の声、伸びやかでとても良い声ですよ。
さて、アルバムの方はゲイリー・ヒューズでお馴染みのテンのメンバーが全面協力。
ギターのヴィニー・バーンズもテンでのプレイとは違い、あくまでヴォーカルを
引き立てる為、派手なプレイは控え裏方に徹しているようです。
音の方はというとまんま、80年代産業ロックのそれ。
ゲイリーが関与しているというので音の方もテンのそれと同傾向の
湿り気たっぷりなブリティッシュ・ロック風かと思っていましたが
聴いてみたらほんのり哀愁を加味した爽やかメロディアス・ロック路線。
てっきりテンと同系統の路線で来るだろうと勘ぐっていた自分にとって
これはちょっと意外でした。
爽やかAORやメロディアス・ハード、若しくはジャーニーが大好きな方には
特にお薦めしてみたい1枚でもあります。
それでは。