穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

一つきりの命

朝から快晴の連休明け。
さあ、また頑張って働くぞーと、連休でなまった体に喝を入れる。



日の入りが段々と遅くなってきました。
日本全国どこでも等しく日は沈む。



ツイッターのアイコンをザ・ムーンに変更したので、その勢いで
最後まで一気に読破する。
人間とは、そして、正義と悪とは、最後に迎える壮絶なクライマックスとは。
こんなもんを当時の少年誌で連載させていたという懐の深さ。
当時、馴染みだった床屋にこれが全巻揃えてあり、最後まで
読み終わった時のショックとやるせなさときたら・・・
やはり、ジョージ秋山先生は只者ではなかったと今更ながらに。



はい、今日のBGMはこれ。
スコットランド出身のポップス/ソフトロックグループである
パイロットが73年に発表したデビュー盤となるこちら
「FROM THE ALBUM OF THE SAME NAME」です。



良質なメロディーで高品質な曲の数々、デビュー盤でこの完成度
という事実にも驚かされますが、その陰には当時売り出し中で
新進気鋭のエンジニアであるアラン・パーソンズによるプロデュースも
多分に影響しているというという解説を目にし、納得しました。



ただ、そのアルバムの完成度とは裏腹に本国ではアイドル的な
扱いを受け、正当な評価はなかなか得られなかったそうです。
初期のクイーンとかもそうでしたが、どうもイギリスのプレスというのは
まずバンドを叩くことから入っていくような悪習があるようで、
それだけがどうにも鼻もちなりません。



しかし2曲目の「MAGIC」を聴けばいきなり大ヒットした理由も
よく理解できるというもの。
ビートルズエルトン・ジョン的な色々な側面を見せる
収録曲達ですが、こと、この「MAGIC」に関してはあのジェフ・リン
率いるELOの曲と同等の匂いを感じさせ唸らずにはいられません。
なるほど、この完成度ならバンドの評価に反して大ヒットしたことにも
素直に頷けますね。



こうした良質なソフトロックは就寝前の耳と心の栄養なのです。









それでは。