穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

発熱怪獣3000度

録画を消化しながら留守番をしていたら荷物が到着しました。
中身の方は、フォロワーである牛蜜くんが先日出演した
めざましテレビに続き、MXのバラエティー番組に出演した映像を
録画した物。
わざわざ有り難うございます。



さあさあ、お目当てのコーナーが始まりましたよ。



お、これはあの有名な大慶園じゃないですか。
いつか行ってみたい場所の一つです。



お、いよいよお待ちかねの牛蜜邸の訪問ですね。



来た来た!
歌舞伎Zなんかをわざわざ置いてあるところも実にらしい。



やっぱり、床は市松模様だよな。



居るだけでくつろぐであろう素敵な空間。
俺もいつか機会があれば寄せてもらいたいものです。
牛蜜くんにはこちらの無理をわざわざ聞いてもらい、
有り難うございました。



はい、今日のBGMはこれ。
最近はその健康状態が心配されながらも未だ世界をツアーで
飛び回ったりと、まだまだ気を吐くレミー番長のモーターヘッド
発表した最新作「BAD MAGIC」です。



前作「AFTER SHOCK」はビルボードのアルバム総合チャートで22位を
記録した完成度の高いヒット作だっただけに、当然国内でも
リリースされるもんだろうと高を括っていたところ、まさかの
国内リリース見送り。
今までスタジオ作の国内リリースが途絶えたことはなかっただけに
モーターヘッドの新譜といえどもこの不景気には抗えなかったかと、
俺にとっては結構ショッキングな出来事でした。



けれども今回の新譜は世界同時発売。
リリースに名乗りをあげたのは大手のワーナーさん。
本当にもう、感謝感激なのです。



5曲目の「THE DEVIL」にクイーンのブライアン・メイがギターで
参加したとか発売前から結構な話題にはなっていましたが、さて、
今回の内容はどんなもんでしょうか?
1曲目の「VICTORY OR DIE」からしてゴリゴリと押しまくりで
フルスロットルないつものモーターヘッド節は健在。
2曲目の「THUNDER & LIGHTNING」のリフを耳にした途端、思わず
にやけ顔になってしまう嬉しいファンサービス等々、こちらの
喜ぶツボを心得てますよねえ、ニクいわあ。
9曲目のバラード「TILL THE END」に至るまで疾走曲を交えつつ
押しに押しまくるこのスタイルに93年の傑作「BASTARDS」の面影を
感じとれたりと、いやーこれ、とても今年70歳を迎える人間が
出す音とは思えませんね、本当に。



そしてアルバム最後を飾る1曲は意外な選曲で且つ、数々のバンドにも
カバーされてきたストーンズのお馴染みの1曲でもある
「Sympathy for the Devil(悪魔を憐れむ歌)」だというのだから
こりゃまた随分とメジャーな曲できたもんだと少々驚き。
ミッキー・ディーの叩き出す重いドラムから始まるサンバのリズムに
レミーのドスの効いた声とブンブンベースが重なりそこに合わさる
フィル・キャンベルのギター。
いや、結構賛否両論あるようなこのカバー曲ですけど少なくとも
俺は気に入りましたよ。
ブリッジでの熱いギターも聴かせどころでしょうか?
"Please allow me to introduce myself"
世界中に数多く起こった戦争、暗殺、裏切り、争い、それらに
関わってきたという名乗りませんが、おそらくルシファーと思しき
この人物の発する数々の言葉の裏に潜む黒い意志。
原曲同様、「woo,woo」という呪詛めいたコーラスとともに
フェードアウトしながら曲は終わりを迎えます。
「悪魔を憐れむ歌」のカバーとは以外かもしれませんが、以前にも
彼等は「Jumpin' Jack Flash」をカバーしたりしているので
ビートルズファンを公言している番長ですが、普段は口にしませんが
意外とストーンズの曲にも思い入れがあるのかもと邪推してみたりで。



いざ、蓋を開けてみたらこちらの予想以上だったモーターヘッド流の
上質なハードロック/ロックンロール。
依然、レミー番長の健康状態は予断を許さない状態のようですが
まだまだ元気で頑張ってもらわないと。



休日にイキのいいハードロックを聴きつつ、明日への英気を養うのでした。


















それでは。