穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

アマゾン河の魔獣

はい、今日はこいつで。
アメリカ出身のウィンター・ホークが82年に発表した1st
「Revival」です。



アメリカ出身のバンドなのにリリースはカナダのレーベルから
自主製作盤としてリリースという時点で何やら事情がありそうな。
うねるベースにタイトなドラミング、そしてギタリストである
ジョーダン・マカルスの弾きまくりな熱いギターが胆。
ラッシュのゲディ・リーを彷彿とさせる歌い回しとハイトーン
ヴォイスで歌われる曲の数々は、なるほど初期ラッシュの影響も
多分に感じさせる仕上がりです。



たっぷりと哀愁を携え鳴きに鳴きまくるこのテクニカル且つ
スピード感溢れるギターとアレンジには非凡なるものを感じます。
NWOBHM時に居た数多のバンド群、UFOとかあのへんの音に通ずる
面もありますね。
場所によっては初期メイデンを彷彿とさせるようなメタリックな
音も聴かせるので、そっち方面の需要にも応えることも。
7曲目の大曲「Free to Live」で聴くことのできるいつ果てるとも
知れない程延々と続くギターソロは、圧巻の一言。



いやいや、これはなかなかの物なのではと唸らされた1枚。
ブルージー且つ哀愁を湛えたハードロックの好盤として強く
お薦めできる1枚なのでした。


















それでは。